Handschrift

2006年5月29日
手書きの原稿を起こす仕事をしていました。
たった2万字なのにまる2日かかりました。
まだこれから校正が待ってます。

ドイツ語の論文を訳した時にでてきた単語が思い出されました。
「手で書く」って書いてHandschrift。まんまの意味です。
思えば昔は全部こんな感じで手書きを版に入れてたわけですよね。

でも、訂正箇所や表現の変化、筆跡の変化などから
思わず著者の方の思考や感情が読み取れたりして
手書きの原稿の面白さも発見してしまいました。

これってよく考えると、古文書学の基礎基本なんですよね。
文の内容だけでなくて、そこにある全てに情報があるわけです。
ちなみにHandschriftを辞書で引いたら「古文書」の意味もありました。

歴史学をやりつつも、古文書はしばらくご無沙汰だったけど
久しぶりに文書にふれてみたくなってきました。
多分、ふれたらふれたで面倒で、嫌になんでしょうけど(笑)





やっぱり、自分、こういうのが好きみたいです。

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