論文を書くために?

2008年5月1日
論文を書く上で、必要な情報ソースはたくさんあります。
文献、論文はもちろん大切ですが、インターネットの情報も大切です。
今回は、インターネット上の情報を検索する方法を紹介します。

インターネット上の情報を検索するためにはサーチエンジンを使用します。





ちなみに、サーチを和訳すると「検索」ではなく「探索」だそうで
図書館情報学の教授はいつも憤慨しておられました。
自分にはあまりこだわりはありませんが(笑)

「検索」というのは有限個のものを探すことで
「探索」というのは無限に近い漠然としたものを探すことらしく
OPACは「検索」ですがインターネットは「探索」なんだそうです。

確かにインターネット上の情報は「無限」の概念に近いほど膨大で
当てもなく探しても目的の情報にはたどり着きません。
そのために必要なのは、サーチエンジンを適切に利用することです。

サーチエンジンは、WEB全体からキーワード検索する「ロボット型」と
登録された情報を配列した「ディレクトリ型」があります。
なお。後者はほとんど絶滅状態ですので、現実的には前者を使います。

ロボット検索の長所は膨大な情報を対象としていること。
ロボット検索の短所は膨大な情報を対象にしていること。
要は、長所と短所が一緒です。

膨大な故に多くの情報にあたる可能性がありますが
膨大な故にノイズが多く、適切な情報に至ることが難しいです。

このため、キーワードを適切に配置することも重要ですが
信頼できる情報源を限定して調べていくことも大切です。
例えば法令や答申などは、省庁のページから探すと良いでしょう。

URLが「go.jp」とか「ac.jp」で終わっている情報は
省庁や大学が発信源なので、比較的信頼できると思います。
自分の研究分野で信頼できる情報源を把握すると有意義でしょう。

ちなみに、最近は論文の注や参考文献にURLが載ることもあります。
その場合はタイトル、URLとともに参照日時も記入しましょう。
ネットの情報は更新されると消えますので、日時が必要なのです。





さて、今回でひとまず「論文」シリーズは終わりにします。
「論文を書く」というのはものすごくテーマが広いので
本気で書き続けると一つの本が出せます(笑)

ちょっと時間と労力が続きません。
気が向いた頃にまた続編が出るかもしれませんが、小休止ということで。





まあ、せっかく3回分まとめたし、更新停止中のHPにでもUPすることにします。

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